
|
安定巻線付分巻電動機と称す。 (b)和動複巻電動機 
図51
電機手巻線と界磁巻線とを直列に接続したうえ、更にこの全体と界磁巻線とを並列にしたもので、前者の界磁巻線を直巻界磁巻線、後者を分巻界磁巻線という。(図43参照のこと。) 負荷電流と回転速度との関係は図51のように速度の変化は大きい。このほかに直巻電動機として界磁巻線が電機子巻線と直列に接続されたものもあるが、あまり使用されていないので省略する。 (c)始動器、速度制御器 直流電動機の始動には必らず電機子と直列の始動抵抗器を必要とする。そうでなければ始動電流が過大で、焼損のおそれがある。始動後はこの抵抗器を短絡するようにしたものを始動器と称す。また、速度制御は界磁電流を加減するのが通常であるが、電機子巻線に抵抗を入れて制御する場合もある。これを速度制御器と称す。 直流、交流を問わず電動機が運転中電源が切れたとき電動機は停止するが、電源が復帰したとき、再始動すれば上述のとおり危険があるため、これを防止するために始動器には無電圧継電器を必らず設けてある。また、過負荷になれば危険のため電源を遮断する過負荷継電器も設けてある。 (2)交流電動機 交流電動機には、同期電動機、整流子電動機、誘導電動機等あるが通常船舶では単相誘導電動機、三相誘導電動機が主として用いられているのでこれらについて簡単に述べる。 (a)三相誘導電動機 (i)三相誘導電動機の構造 (イ)巻線形誘導電動機 図52において、固定子、エンドブラケット(2個)、軸受(2個)、巻線形回転子(組立)から構成されている。 (ロ)かご形誘導電動機 図52において、固定子、エンドブラケット(2個、ただし、刷子は不要)、軸受(2個)及びかご形回転子(組立)から構成されている。
前ページ 目次へ 次ページ
|

|